ミニチュアフード製作の流れ ~原型製作から型取り・複製・塗装まで~

今回は個人的なミニチュアフード製作の流れ・過程を簡潔に紹介します。必ずしもこの方法だけで製作している訳ではありませんが、一例として参考になれば幸いです。

ミニチュアフードの場合、ワンオフ(一回限り)で作るケースや、フリーハンドで作る物(たとえばミニチュアの刻みネギ等)以外だと、原型から作製するケースがあります。今後もそのパーツを使う場合や量産が必要な場合は、原型を作って型取りしておくと便利だからです。

今回はミニチュアのバゲットを作ります。

まずは資料集め

ミニアチュアフード作り全般に言えることですが、まずは資料集めから開始します。資料となるのは、インターネットの画像検索や書籍・カタログなどの印刷物を利用するケースが多いです。ミニチュアフードの場合、自分で調理した実物を参考にすることもあります。

原型製作

次に原型を作ります。私の場合、エポキシパテを使うことが多いです。A材とB材を練り込んで数時間から数日で硬化するエポキシ製の粘土です。エポパテとも呼ばれます。

エポパテは各社から販売されています。国内だとウェーブやGSIクレオス、海外だとミリプットやデューロといった会社からエポパテが発売されています。(ウェーブのエポパテはミリプット製ですが…。)

ミニチュアフード入門者には、入手性も含めてタミヤのエポパテが使いやすいと思います。タミヤもいくつかエポパテの種類があるので、試されてみてください。

エポパテ以外に、FIMOなどのオーブン粘土やスカルピーやNSPなど、焼成して硬化させるタイプの粘土を原型制作に使う方もいらっしゃるかもしれません。

原型製作で心がけていること

原型製作で心がけていることがあります。造形的なリアルさの追求も大事ですが、その他に「型取りするときに気泡などができにくくすること」と「塗装するときに色ノリがよくなること」も意識しています。後々の工程に配慮すると言えばよいでしょうか。

型取りをする

注型する材料を何にするかによって、型取り材も変わります。粘土で注型する場合は、粘土状シリコーンで型取りすることが多いです。UVレジンで注型する場合は、型が透明である必要があるので、液状の透明シリコーンで型取りします。

今回のバゲットは透明シリコーンで型取りしました。

透明シリコーンの場合、目視できる気泡なく製作するのが腕の見せ所です。

複製をする

写真左がエポパテの原型。写真右がUVレジンで複製したものです。UVレジンだと硬化時間が数分で済むので、製作時間の短縮が可能です。

塗装をする

最後に複製物に塗装をすれば完成です。UVレジンだと透明なので、ホワイトサーフェイサーを塗布して下地処理します。下地処理をしておくと塗装が楽になります。

以上が、ミニチュアフード製作の流れになります。型取りや複製に関しては、また後日に詳しく解説する予定です。

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