
別サイトでもミニチュアの割箸の作り方は公開していますが、箸袋を作りやすく耐久度もアップした構造に改良したので紹介します。
工作難易度
- 紙
- ペーパーコースター
箸袋素材をダウンロードして印刷
箸袋素材を置いておきます。ダウンロードして利用ください。

フォントは以下のフリーフォントを利用させて頂きました。
任意のサイズで印刷しましょう。
箸袋を作る
今回、印刷した箸袋は上記のテンプレートとは少し違うのですが、作り方は同じなので解説します。
印刷した紙を作業しやすい大きさに切り取ります。

赤点線部分は、カッターの背で筋をつけて折り目をつけましょう。緑線はカットします。

カットしました。

さらに緑線部分をカットします。

カットしました。

図の赤色部分に木工ボンドを塗って接着します。

接着しました。

さらに図の赤色部分に木工ボンドを塗って接着します。

印字された面を上にすると、箸袋の右側があまると思います。その余分な部分もカットします。(わざと余分な部分が出るように設計しています。いろいろな厚さの紙に対応できるような設計です。)
カットすると箸袋の完成です。

割箸を作る
箸袋が完成したので、割り箸部分を作りましょう。
100円ショップのワッツで以下の商品を買いました。

無漂白パルプのペーパーコースターです。できれば角型のコースターを使いましょう。角型がなければ丸型でもOKです。
ペーパーコースターを1枚取り出し、端から1mmくらい間隔をあけてカッターで切り目を入れます。

切れ目を入れるだけで、カットしないようにご注意ください。
さらに1mmほどの間隔をあけて、今度はコースターをカットしましょう。

今回は3.5cmほどの長さにカットしてみました。

水平にカットしましたが、より臨場感をもとめるなら先細り(テーパー)になるようにカットすると、より割箸らしくなるかもしれません。
組み合わせて完成
箸袋に収納すると完成です。

箸部分はパルプ製のコースターなので、木材よりもカットしやすいでしょうか。木工が苦手な方も試しやすいと思います。
また、無漂白パルプはミニチュアの木材表現ができる素材でもあるので、他のミニチュア工作でも応用できます。100円ショップで見かけたらストックしておきましょう。